26Dec

富士山に一番近い鉄道のキャッチフレーズでおなじみの富士急行が主催して開催された「第七回富士急フォトコンテスト」。私が応募した写真が入選して、「富士急行線卓上カレンダー2016」の1月の写真として採用されました。なぜ私が写真の撮影技術向上に力を入れているのか?その理由をお伝えします。
富士急フォトコンテストで応募作品が入選!
今年(2015年)で7回目を迎える富士急行線の電車をテーマにした「富士急フォトコンテスト」。募集が行われるたびに今年こそは応募してみよう!と思いながら毎年先送りしていましたが、ようやく今年重い腰を上げて、七回目となる富士急フォトコンテストへ初めて応募しました。
七回目となる富士急フォトコンテストの募集テーマは、「富士急沿線から見える富士山」と「富士急沿線から見えるくらしの風景」。このどちらかをテーマにした写真を準備する必要があったのですが、応募を決めたタイミングは、すでに募集締め切りの一ヶ月前。これから撮影していては間に合いそうもないので、今年これまでに撮り貯めた写真の中から、テーマに即した写真を見つけて応募することにしました。
富士山を背景に走る2000系フジサン特急を撮影
コンテストへ応募した作品が上の写真。出品にあたり写真のテーマを決めなければならなかったので、写真を見ながら思いついた単語を組み合わせて「明るく照り輝く富士」としました。雪が降った翌朝、天気も回復して富士山が綺麗に見えていたので、朝一番の大月行き2000系フジサン特急を写真に収めました。本当は線路や電車の屋根から雪煙が舞う姿を欲しかったのですが、少し気温が上がり始めていたので、その姿を写真へ納めることはできませんでした。
入選作品は卓上カレンダーの1月に使って頂きました
そして入選した2000系フジサン特急の写真を「富士急行線卓上カレンダー2016」の1月の写真として採用していただきました。こうして自分が撮影した写真を富士急行線の公式カレンダーへ使って頂けたことがとても嬉しいし、また写真撮影の実績として残るので選んでいただき感謝です。写真が採用された人にはカレンダーをプレゼントされるのか思いきや、残念ながらその考えは甘かったようで、表彰式が行われた「富士急電車まつり」の会場の販売ブースで、500円払って記念に買ってきました。^^;
表彰式の後に記念撮影
「富士急電車まつり」の会場となった下吉田駅で表彰式が行われ、表彰状と記念品が授与されました。また表彰式後に富士山駅の堀内駅長と、富士登山電車などでアテンダントを勤められている富永さんと一緒に写真を撮って頂きました。
これで入選できる!?フォトコンテストで選ばれる写真とは?
私が応募した富士急フォトコンテストに限らず、また電車以外の風景写真や人物写真のコンテストでも言えることですが、コンテストへ応募することを意識して写真を撮影すると入選する可能性が高まります。今回、富士急フォトコンテストへ応募するにあたり私が意識した3つのポイントをお伝えします。
写真でその場の雰囲気を伝える
走ってきた電車をただ撮影しただけでは、単なる記録写真になってしまい見る人の印象に残りません。季節はいつなのか。時間はいつなのか。暑かったのか寒かったのか。写真を通じてその場の様子を想像させ、その場に居るような雰囲気を感じさせる写真は、見る人の印象に強く残ります。
応募する写真は横構図か?それとも縦構図か?
入選者の作品がインターネットで公開されたり、ネットで二次使用されることが分かっているフォトコンテストであれば、ホームページ等で使いやすい横構図の写真を応募した方が、選ばれる可能性が高いと思われます。ポスターなどの紙媒体での二次使用であれば、むしろ縦構図が好まれるかもしれません。
富士急フォトコンテストでは応募規定に、入選者の写真を広報宣伝等の目的で使用する旨の但書きがあったので、縦構図は避けて横構図の写真を応募しました。ただし一概にどちらが良いとは言えないので、過去のコンテストにおける入選者が、横構図か縦構図か調べてみるといいでしょう。
審査員が好きな構図か?
審査員の中にプロの写真家が含まれている事が多いので、審査員の写真家がどのような構図を好んでいるのか調べておくといいでしょう。審査員を務める写真家の作風はダイナミックな写真を撮影するのか、それともスタティックな写真を好むのか。上位入賞作品の選定は、写真家の意見が反映されやすいので、写真家の好みにあわせて応募する写真を選ぶと選ばれやすいかも知れません。
ちなみに富士急フォトコンテストの審査員を務めた写真家の富塚晴夫さんは、広角での撮影が多く、横に広く広がる落ち着いた雰囲気の写真スタイルであり、私が好むコントラストが強くて荒々しい写真を撮る方ではありません。今回の富士急フォトコンテスト上位入賞作品は、共通点して横方向に広がる写真が多いことを見ると、やはり審査員の好みを知ることも入賞する秘訣であると言えます。
意味の無い資格取得より、写真スキルの向上を目指すべき
今回、富士急フォトコンテストにて入選させて頂き、写真を撮影する技術を学んできて本当に良かったと改めて実感しました。
スキルアップを目指す自己投資と言えば、例えばこれまでであればマイクロソフトのMOS試験など、パソコン関連の資格取得がキャリアアップの手段として有効だと言われてきました。しかし資格取得がスキルアップに役立った時代はすでに過去のものです。MOS試験に挑むためにパソコン教室へ通い、数万円という学習費用を払うのであれば、同じ費用を掛けて写真の撮影スキルを身に付けた方が、はるかに効果的な自己投資といえます。
バスの運転士や看護師など、資格がなければ就くことができない仕事ならともかく、特にIT系は実績や実力によって能力が判断される業種です。資格が有るからといって責任ある仕事を任せてもらえるわけではありません。したがって資格の有無が収入には結びつきません。にもかかわらず資格があれば「就職に有利だ!」「収入が増える!」と、誤った認識のもと多額の費用と多くの時間を割いて資格取得に向けて努力しても、行き着く先は資格コレクターです。
資格の取得が無駄だとはいいません。資格コレクターを目指すのもいいでしょう。しかし収入に繋がらない自己満足のための努力を続けるよりも、自身の実績として残り、人から評価して頂けるスキルを身に付けたり、実際に収入を得られるスキルを身につけた方が、はるかに効果的で正しい自己投資といえます。
人に感謝され喜ばれるスキルを身に付けることこそ価値ある自己投資
必死に勉強して身に付けた知識も、生かされなければそれは時間とお金の消費であり、費やした時間もお金もかえってくることはありません。費やした費用や時間を何らかの形で回収できてはじめて投資といえます。しかし多くの人は”自己投資”と言いながら、実際には”自己消費”しています。
写真撮影のスキルを身につけると人に感謝され喜ばれ、時には収入にも繋がるので撮影技術の向上は投資といえます。私はこれまで友人の結婚式やイベントで写真撮影の依頼を何度か受けました。特に結婚式で撮影した写真をアルバムにして本人やご家族に渡すと、みなさんとても喜ばれて感謝されるので、そんなときが写真をやっていて良かったと思える瞬間です。
自分が学んだ知識や技術、積み重ねた経験が人の役に立ち、人から感謝されたり喜ばれるスキルは写真撮影以外に思い浮かびません。身近にあって、いまや誰もが持っているデジカメを活用しただけで人に感謝され、またそれが私に対する信頼につながり、時には収入にもなるので、写真の技術や知識を学ぶことがとても楽しいです。そしてその結果として富士急フォトコンテストで入選することが出来ました。
写真こそ発信力!写真ひとつで投稿に多くの人の注目が集まる!
いま頑張っている通信講座を続け、その結果資格を取得しても直接仕事に生かせないと分かっていながら、
『いつか役に立つかもしれない。』
『学ぼうとする姿勢に価値がある。』
と、自分に言い聞かせているのであればそれは自己満足であり、お金と時間を使うだけの消費です。もちろん学ぶ姿勢は大切だし、どのような分野であれ知識を増やすことは良いことですが、今必要とされる分野について学び、そこへ投資することによって、自分自身の成長、さらには自らの価値を向上させることができます。
今の時代はブログやフェイスブックなどSNSを活用して、自分の存在を世の中の人々に対して積極的にアピールすることで、個人のブランド力を高める時代です。そこで多くの読者やファンを持つことであなたの発言力や影響力が増し、その結果、投稿や記事がきっかけで新たなビジネスが始まったり、新たな出会いが生まれます。そしてそのきっかけを掴むには、写真の力が絶対必要です。
記事や投稿の内容が重要だから、そのための文章を書くスキルが大切だとか、動画を撮影してアピールすることが効果的だとか言われますが、見ている人がその投稿や記事を読むか読まないかを判断するのはほんの一瞬です。そしてその判断を下す材料は間違いなく写真です。
そこに写っている写真が一瞬で見る人の印象に残ってはじめて、記事や投稿を読んだり動画を見たりするので、写真の撮影スキルは今後ますます求められるでしょう。
『そうはいっても写真のセンスは無いし・・・』
と思うかもしれませんが、写真が綺麗に撮れる構図や被写体の配置には鉄則があり、その通りに撮影すれば見栄えのする写真を撮影することがきます。自己流の撮影で数重ねれば上達するほど簡単ではありませんが、自己投資して技術を学びテクニックを身につければ、短期間で写真を習得することができます。本気で写真を学ぶのであればこのような教材もあります。
あなたの中で使われずに生かされていない才能があるとすれば、もしかしたらそれが写真のセンスかもしれません。だとしたらそれを生かさないでいることは、とてももったいないことです。この瞬間にみせた子供や孫の可愛い姿はいましか写真に残せないし、ふるさとの懐かしい風景もやがて姿をかえて失われてしまいます。そんな貴重な一瞬の姿をぜひ綺麗な写真として残して下さい。
そしてあなたが撮影した写真で見る人に喜んでもらえたり、コンテストに応募して入選すれば、あなたの価値を高め周囲に影響を与える武器となります。写真撮影は今後ますます必要になるスキルであり、自分のためになる価値ある自己投資と言えるでしょう。
記事のまとめ
- 費やした費用や時間以上の価値を生み出してはじめて自己投資といえる。
- 収入につながらない資格取得は投資ではなく消費。
- 自らの利益のための投資ではなく、人に喜ばれる自己投資に真の価値がある。
1位獲得!
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