26Oct
余命宣告や、重度の障害を負った人が、
「5つの階段」を乗り越えることは容易ではありません。
私も吃音と40年付き合ってきたなかで、
この段階を一段ずつ上ってきたので、
先の見えない絶望を感じている方の気持ちは、多少分かります。
「5つの階段」をご存知ないかもしれないので、
簡単に説明しますね。
第一段階【否認】
「何かの間違い」「自分のことではない」と、
事実を受け入れず、自分が求めている回答を欲している状態。
第二段階【怒り】
「どうして自分だけ」「自分は何も悪いことをしていない」と、
誰に対するでもなく、怒りや憎しみを抱く状態。
第三段階【取引】
医師や”神や仏”に対し「何でも言うことを聞くから」と、
事実の撤回と交換に、自分の欲や行動を制限しようとする状態。
第四段階【抑うつ】
「結局、何をやってもダメなんだ」と諦めと無気力の状態。
一番辛く、最も危険な精神状態で自殺を考え始める。
第五段階【受容】
「残された時間を大切にしよう」「障害と共に生きよう」と、
事実を受け入れたうえで、自分らしい生き方の模索が始まる。
私も子供の頃は、自分の吃音に対し、
第二から第四の段階を行ったり来たりしていたので、
精神的に凄くきつかったです。
今は、ようやく第五段階にたどり着いた状態です。
だからこそ、吃音をカミングアウトしたり、
ユーチューブに動画をアップさせるまでに至りました。
とは言いつつも、私も打たれ慣れたとはいえ、
強い人間ではないし、時にはへこむ事もあるので、
たまには第四段階へ戻ることはあります。
しかし以前に比べ第四段階へ寄り道している時間は減りました。
受け入れがたい事実を受け入れろと言うのは、
傷をおった人には、とても酷なことです。
当事者は、どう生きるかよりも、
どうすれば楽になるのか・・・。
そんなことばかり考えてしまいます。
そのような状態で「5つの階段」を段階的に上がるためには、
ある程度の時間と、何らかのきっかけが必要なのかなと思います。
そして受容の段階に到達しようとしている私が今、思うことは、
もっと色んな経験を積んでおけば良かったと、
少し後悔していることです。
もっと色んな事を楽しんで、
色んな事に喜んで、
色んな事に感動して、
色んな事にチャレンジして、
沢山、失敗してくればよかった。
大切なのは何時まで生きるかではなく、
どう生きるのかなんですよね。
辛く大変な事もあるかも知れないけど、
人生、振れ幅が大きい方が充実できると思うんです。
大人になると一年は短く感じますが、
子供の頃って、一年は長く感じましたよね。
きっと毎日が楽しく、充実していて、一生懸命だったからだと思います。
たとえ人生の絶対的な時間に限りが見えたとしても、
毎日が楽しく、充実し、一生懸命であれば、
その人に流れる時間は、ゆっくり流れ始めるはず。
『ありのままの姿見せるのよ♪』
『ありのままの自分になるの♪』
「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go」のサビは、
勇気を与えてくれる素敵な歌詞です。
ただ毎日を消化しているだけなんて、もったいないと思いませんか?
だからチョッと無茶しても、振れ幅大きく生きたいと思っています。
今日の一枚
camera:CANON EOS 5D MarkⅢ lens:EF24-105mm f/4L IS USM data:Av=5.0 Tv=1/30 ISO=1250
ここ最近、なぜかお酒を断っていました。
多分、私の中で「第三段階」の取引をしていたのだと思います。
お酒を飲まない私がお酒を断っても意味がないのに・・・^^;
楽しいことを断って自分を追い込むのも、
物事を成功に導くひとつの方法ですが、
仲間だったり、道具だったり、楽しいと思えることを集めた方が、
きっと、成果は出やすいと思います。
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